またやってきた。

今回の件は前提がないと、かなりわかりにくいです。
前提すら私も日常だったため、うまく書けるかと思いつつですが。

母にとって自分の実家は絶対的な存在。
特に、私にとっての祖母、母の母の存在は何よりも絶対的。
末っ子の母にとって実家の兄や姉の存在も似たように絶対的に近く、のけ者になることを恐れているため、自分の気持ちは二の次で、実家や兄弟たちを優先にすることが当たり前でした。
それは、結婚して嫁に出てしまえば、夫の実家に行ったようなものという考えのある家であったというのに、その考えや行動は全く変わることなく、それを私たち家族にも強制していたところがありました。

これが前提です。

そんな母が、この間親戚の方から私宛のお土産を預かり、
「預かっているのだけれど、どうするの？」
と連絡が入ったので、連絡を絶っていると明らかにわかっている私宛の物を何故受け取ったのかと思い、
『どうしようと思って預かったのかわからないので、私にはどうすることもできません』
と返し、どうしてそういう解釈になったのかわからないが、親戚の方が何を思って私にお土産を買ったのか、お礼したらいいと思うという内容が返ってきました。

というのがこの間までの出来事です。

あまりに的を外れすぎていたので放置していましたところ
これから出かけるとバタバタしていた朝に着信とメールがありました。

「（お土産をいただいた親戚）に連絡してくれましたか？お会いするので直ぐ連絡ください」
「私のことでお願いしているのではないのです」
「（お土産をいただいた親戚）に連絡してくれたか連絡ください　急いでいます」
「貴方と連絡が取れなくて残念です　困っています　心が痛みます」

と４着信と４メール届いていました。
前提がない人には、何を言っているのかわからないと思います。
私も、母と実家親戚の付き合いを思い出しつつ、ぼんやりとわかった程度です。

突っ込みどころも多すぎてため息が出てきます。

まず、私はこれから家族で出かける予定があるので、連絡してる余裕なかったです。よっぽどでない限り電話をしている暇はないです。母はそんなこちらの都合は考えていないです。

私のことでお願いしているのではないとありますが、たしかに親戚と私の話です。母に『お礼をしておきました』と申し送る必要はないです。
完全にお礼が出来ているのかいないのかを必要としているのは母です。母は自分の面子の為にお願いしてきています。

急いでいますもなにも、「お礼したらよいと思うよ」という連絡のみで、連絡はしたのかどうか急いで教えろ！と言われてもという話です。

連絡がとれないのは今に始まったことじゃないですし、困っているのはやっぱり母一人であって、お土産を渡した親戚も私も困ってないのです。そしてそのお土産は母の手元にあるわけです。
困るのになぜ、当たり前のように受け取っているのでしょう。

こう書いてしまうと、鬼のような娘のように思える人もいるかもしれませんが。
『心が痛みます』と同情させようとしているのがよくわかります。
鬼のような娘ですか？
そう思う方はそう思っていただいてよいと思うのですが
その前によくよく考えてみてください。

例えば、第三者に相談として「娘と連絡が取れなくなった。悲しくて辛い」という話をして、第三者の人が娘である私に向って「お母さんは心を痛めてますよ？」という流れは自然だと思います。
されるととても困りますが。

ですが、母の場合は第三者はありません。私だけにすべてをぶつけて来てます。
私の生活の都合を完全に無視して今すぐ連絡をつけろという要求をした挙句、連絡が取れなかったことを私本人に向かって連絡が取れなくて心が痛いと言っているのです。

おかしいと思いませんか？
少し前の私はおかしいとは思えませんでした。

親戚に連絡はしましたよ！と連絡をすぐ入れたり、もし連絡が滞っているようだと、親戚に謝り、母に謝り、きちんと出来ない自分を責めて、次は同じにならないように、連絡が入ったらどんな時でも、母と母の実家を優先し動いていました。

その要求は子供が生まれて数か月、一番手のかかる忙しい時期にも要求され、嫌な思いを散々させられて、母は実家親戚には尽くすという欲求と私へのダメ出しをしてきました。

少し長くなりそうなので次に分けたいと思います。