掘り下げの続きを書こうとして気がついた

掘り下げの続きをまとめようとして、母が「もう来ないで欲しい」の真意に気が付きました。

子供、母にとっては孫について、
うちに（実家）に来る時は孫を私たちの好きにさせろ
という要求だったのだと思います。

私が子供扱いについて、かなり口煩くなっていたと自分でも思います。
ですが、子供の成長は早いので、赤ん坊を扱うようなご機嫌取りを続けられても困るのです。
実際に実家に行くたびに、我侭が強くなることが多く、悩みの種でした。
その事を母に話していました。

家でダメというものを許可するのはやめて欲しい。

無理なお願いでしょうか？

なかなか伝わらず、私は行くたびに苛々をつのらせていました。

それが母には気に入らなかったようです。
面倒でも一度確認に聞いてくれれば説明することなのに、「何が良くて何がダメか分からないから、どうしていいか分からない」と暴走した時に言われました。
あと、子供にとって祖母である母の存在はかなり大きく、祖母が簡単に許した事は家でも通ると思う傾向にあり、父親にひどく反発しました。
その事も話していたのですが、あれを聞いてから不安になった等も言っていました。
「酷く気にして、眠れなかった」と言われました。

そんな事を話すな、私のせいにするな！

という意味だったのでしょうか？

もう来ないで欲しいの話をされたときを思い返していて、母は私が苛々しているのが精神的に辛く苦しいという内容を語られました。
明日来ると考えただけで、体が震えてしまうと。

私に苛々するな、ここに来たらここに従え。

そういう意味だったのでしょうか？
そう考えると色々辻褄が合うのです。

気付けていませんでした。
気づけないことも母が気を悪くする原因です。

無理です。
来るなと言われ、それに対して『実家で子供に何をしても私はもう気にしません、苛々しません、どうぞ実家に行くことをお許しください』と言わなければならない状況だったのかもしれません。
そんなのは無理です。

母は、はっきり言わない要求を汲み取れないと気を悪くします。
ボーダーのやり方のような気がします。
私は、母が決して言わない要求をよく察する事が出来ずに、「だからどうしたいの？　好きなようにしてあげるから言って欲しい」と伝え、その度に怒られていました。

今回の要求もよく分かっていませんでしたが、気が付いて、本当に距離をおいて良かったと心底思います。
この先どうなるかわかりませんが、気を許せばまた同じ言わない要求をされるのは確かです。
気を許さずにいきたいと思います。